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ウズベキスタンのラグマン  ~麺紀行10~

2011.12.24 ・麺が好き
さて、麺を食べる旅もここのところラグマンばかりですが、
今日もばくばく行ってみましょう。




サマルカンドの名宿バホディルの夕食は三日に一回ペースでラグマンだった。
ご覧の通り、芋などの野菜と羊肉を煮込んだショルポ(スープ)の中に麺を入れたもの。
麺を食べるという感覚ではなく、スープの具の一つと捉えた方が良いのだろう。
東アジア人的な麺食の感覚で臨むのは、タブーかも知れない。
ノン(パン)、サラダ、果物、チョイ(茶)、と彩りもバランスが良いですね。







町の食堂で食べたラグマン。見た目がなんとも言えず、素朴ですね。
味はあまり覚えていないのだが、濃い味だった気がする。
味覚は生粋の関東人の自分がいうのだから、相当しょっぱかったのだと思う。
刻んだディルの上にスメタナが乗っている。盛り付けがおしゃれですね。
ウズベクの食卓は、彩り華やかで盛り付けの妙もありキレイだと思います。



急に思い出したのだけど、
中国から旧ソ連最初の国キルギスに入って、
最初の宿は、おばさんの顔が怖いことで有名な宿だった。
が、部屋に入り、なかを見回して見ると、
窓枠の前に、可愛らしい花瓶に小さな造花が挿してあった。
自分はそこに、それを飾った人のちょっとでも部屋を綺麗に飾ろうとする、
さり気なくも、けな気な努力を感じたのかもしれない。
それで、なんとなく、じわーっとほっとしたのを覚えている。
中国ではあまり触れることのない感覚だったからだろう。

あの花を飾ったのが顔の怖いおばさんでも
可愛らしい20歳くらいの娘さんでも、今はどっちでも良い。
キルギス・オシュの騒動でバザール内のその宿も無くなってしまったらしい。



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タジキスタングルメ3  中華およびウイグル風

2011.11.23 ・麺が好き
ドゥシャンベである時、バス停のベンチに腰掛けていると、
「ニーハオ」と声を掛けられた。
ああまたか、と思い、適当に返事をしておいた。

というのも、タジキスタンには中国人が多い。
中国政府の援助で行われている大規模公共工事のため、
労働者が大挙して押し寄せているし、
首都ドゥシャンベにも中国の関与は顕著で、
「中塔友好車」と車体に書かれた贈り物の市内バスが走り、
街路に置かれているゴミ箱は中国の都市でよく見かけるものだったりする。
おのずと首都ドゥシャンベには労働者のみならず
商用や留学で訪れる中国人も多いようだ。
そのため、街を歩いていると1日10回くらいニーハオと声を掛けられるのだ。

その時も適当に受け流そうと思っていたものの、
聞いていると彼は、「ヤーキタイ。ヤーウイグル。」と、たどたどしいロシア語で言った。
「わたしは中国人だ。 わたしはウイグル人だ」と言ったのだ。
ウイグル人の留学生だった。
なんと、本物のニーハオ。挨拶をくれていたのだった。
その時は、ああウイグル人が国外へ出ると中国人と名乗るものなのか、
と感慨深かったものだ。

タジクにいる間、僕はよくハンチング帽を被っていたのだけれど、
そうした外見からか、ウイグル人か?と聞かれることがしばしばあった。
そんな認識が定着するほどに、タジク国内のウイグル人は多いのだろうか?
今となっては件のウイグル人学生からもっと話を聞いておけば良かったと悔やまれる。




ドゥシャンベ市内のゴミ箱。中国の都市にあるものと同じだ。




っというか、料理の話でしたね…




じゃ、気を取り直して、
タジキスタンで食べた中華とウイグル料理の話。






牛肉麺
中国人の多いドゥシャンベ市内の中華料理屋ゆえに期待したが、
ソフト麺のような食感に、失望した。
せっかくだから中国人らしき店主に挨拶しようと思っていたものの、
店主はチラチラこちらを伺うものの目を合わせようとはしなかった。
不出来な料理を出したことに対して、メンツが立たないと遠慮したのかも知れない。






ガンファン。
ドゥシャンベの街中では「ウイグルスキー・ラグマン=ウイグル風ラグマン」
の看板を掲げた店を散見する。
(やはりウイグル風がウマイってのが定評なのだろう。
 日本で言ったら「元祖」。仙台風牛タンって語感かな。)
その一軒に入ってみたものの、あいにく麺は売り切れだということで食べた、ガンファン。
ガンファンとは、ラグマンの具をご飯の上に掛けたものを指すが、
語源はなんだろう?蓋飯が訛ったものか? 

この店では、僕のことを中国人と認識したらしいタジク人店主が、
「『ガンファン』とは、どういう意味なのだ?」と聞いてきた。
ウイグル人で無くとも、「ウイグル風ラグマン」の看板を掲げるのはご愛嬌か。


→つづく


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キルギスの麺食 ~麺紀行8~

2010.12.17 ・麺が好き
昔、イタリア人ジローラモ氏がTVで言っていた。
「日本人は麺食の伝統が長い。
 だから日本で食べるパスタは茹で加減がちゃんとしていて美味しい」と。

ふ~ん、そんなもんかねえ。
と聞き流していたが、思い当たる節が無いでもない。
思えば、幼少の頃、スパゲティが嫌いだった。
それもこれもイギリス人が作るパスタにセンスが無かったせいだ。
イギリスのメシがマズイと言うのではない。
麺食にはセンスが必要なのだろう。
特に、麺の茹で具合は大切だ。

ってことで、キルギスの麺です。ラグマンの続き。



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地元ラグマン。(60ソム)
野菜多めのトマトスープの中に麺が入ってます。これはこれで良い味なのですが、
麺は柔らかめ。コシとかそういうものはあまり気にしないみたいです。



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ウイグル式ラグマン。(ラグマン80ソム + 茶・ナン15ソム)
ウイグル人が多いマディナ・バザールでは、
「カシュガル」や「ウルムチ」という屋号の食堂が並び、こういうのが食べられる。
箸が付いてるのも嬉しいこちらは、新疆で食べたような、ぶっかけ方式です。
麺はちゃんと手打ち麺。讃岐うどんのようなコシがあります。
やっぱりこっちの方がウマイと感じる。



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※麺紀行の過去記事はこちらへ
 →http://tabinomanimani.blog24.fc2.com/blog-category-23.html

ラグマン=拌麺(ばんみぇん) [in ウイグル] ~麺紀行7~

2010.11.03 ・麺が好き
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[ウルムチのラグマン]


“拌麺(ばんみぇん)”の文字は、西安から目に付き始めた。
敦煌ラーメンもこの変形だったし、トゥルパンのバザールの麺もこれだった。
西端カシュガルに至ると漢語「拌麺」よりもウイグル語「ラグマン」をよく聞いた。

拌麺の“拌”とは“混ぜる”の意。
うどん大の太さの麺に、野菜や肉を炒めた具をかけて混ぜて食べる。
麺は讃岐うどん級のコシがあってうまい。
「加麺(ジアミエン)」と頼むと、替え玉をくれる。
具がたっぷりなだけに、麺1食分だけだと具が余るのだ。
替え玉は基本タダ。

麺はよく寝かせ、よくこね、よく伸ばしたもの(らしく)、コシがある。
具は、羊肉と白菜やホウレン草などいずれかの野菜を炒めたものが一般的。

ウイグル語では、「ラグマン」という。
語源は拉麺(lamian)とか涼麺(lingmian)の説があるが、定かではないらしい。
ウイグル人やカザフ人は、これを指して漢語で言う時には、
ラーミェン(拉麺)と言うことが多かった。



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トゥルパンのラグマン



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ラダック麺 トゥクパ ~麺紀行6~

2010.05.06 ・麺が好き
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チベタン麺の「トゥクパ」。
汁入りの麺で一緒に煮込んだ野菜が入っている。
中国内チベット自治区はもちろん、ネパール、インド等、
チベタンの居住、移住地域に分布している。

味は、チベット自治区よりもネパールやインドで食べたものの方が、
美味しかったのが印象的。
上の写真が、スタンダード版。

ちなみに、下の写真は「ラダッキ・トゥクパ」。
ラマユルの食堂で「トゥクパ」を頼むと、
「ラダッキ・スタイルだけど宜しいか?」と聞かれた。
OK!と答えたものの、ラダッキスタイルってどんなんだ?
と待っていると、出てきたのがこれ。

インド料理の影響か、スープはマサラ味で、
麺はスイトンのようにブツ切された小麦粉の練り物。
麺のコシが云々というよりも、モチモチしている。
総合すると、日本のカレーうどんのようなものと考えるとよろしいかと。


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