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イスラム国のヒンズー教徒 [オールドダッカ]

dhaka.bangladesh

バングラデシュ国はイスラム教徒が7割以上を占めるが、
首都ダッカの旧市街には、ヒンズー教徒が多く住む。

ここで出会ったゴタム君(28歳)もヒンズー教徒。
聖人のような名前をもっている。
ご存知お釈迦様の名前は、ゴータマ・シッダールタ。
ヒンズー教では、お釈迦様も神様の一人として敬われている。
「オレは仏陀と同じ名前なんだ」と胸を張って言った。

彼は、給料が安くて困っていると言った。
週6日、朝から晩まで働いて、月給はたかが知れているという。
10年前に父親を亡くし、50歳になる母親を養なっている。
母親にもっと良い暮らしをさせたいのだという。
「自分の楽しみのための金など要らない。
 でも、大事な家族を養うに十分なお金は欲しいんだ。
 死んだときに、あいつは良いやつだったと言われたい」と言った。
考え方も聖人のようなのだ。

彼は、英語が上手に話せないといって悩んでいた。
自宅へお邪魔したときに見せてもらった英語の教科書は、
いくつものページの角が折られ、線や丸のしるしが書かれ、手垢にまみれていた。
独学で彼は、英語を勉強している。
英語を学ぶことで、どこか出口を見つけようとしているようだった。
「ダッカでは、出稼ぎ帰りのビジネスマンにも何人か会ったけど、
 君の方が上手に英語を話すくらいだよ。」
というと、嬉しそうな顔をした。

迷路のようなダッカ旧市街を半日、彼は僕を案内してくれた。
その日はたまたま彼の週一度の休日だった。
路上の茶店で時間を潰している時、
たまたま見かけない人間がふらついているのを見つけて、声を掛けた。
ただそれだけのキッカケだったのだろうけど、
彼は僕にいろいろな身の上の話をした。
生まれ育ったその場所の外へ、つながりを求めているかのようだった。

彼はインドのボリウッド映画が好きだも言った。
「ヒンディ語は、だから完璧さ」と。

夕暮れ時、ダッカの旧市街の至る角にあるヒンズーの神々の寺院には、
お参りの人達が集まってくる。
僕らも、あちこちにある寺院を歩いて廻った。
手を合わせて、頭を下げた。
日本のお寺でも、こうするんだよ、と僕が言うと、
「お、一緒なんだね」嬉しそうに言った。



dhaka.bangladesh
遠くに見えるのはアシャンモンディール。旧地主の屋敷。今は博物館として公開中。
かつては庶民がたくさん住み着いていて、ゴタム君の一家も住んでいたという。

IMGP9737
ショドルガット(船着き場)。オールドダッカはブリゴンガ川沿いに古くから栄えた。
デルタの国バングラデシュ。ここから各地へ船が出る。

IMGP9719




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