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スバシ故城 [クチャ/庫車] ~廃墟マニア~

2010.11.06 ・城マニア
車はだんだん進んでいく。 
街を離れ、いくつかの村を通り過ぎ、いまは広大な平原を走る。

遠くの山は雪を被っている。 平原には点々と草木が見える。
3000頭の羊が牧草を食べるのを、1人の羊飼いが見守っていた。
淡い色づかいの落ち着いた風景。

車は進み、雪山が徐々に近づく。
山が大きく見えた頃、その麓に廃墟が見えてくる。スバシだ。
はっとするような風景。来てよかった!
雪を踏みながら、西寺の中を周ってみる。

スバシはクチャ川を境に、東寺と西寺とに分かれる。
それぞれ、都市のように大きな建造物が、打ち捨てられている。
片われの東寺は川の向こう、はるか遠くに見えるだけ。
こちらよりも大きいようだが、遠い。 眺めるだけで十分だ。




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【メモ】
ここはスバシ故城と言い慣わされているが、
正式名「蘇巴什(スバシ)仏寺遺址」、別名「昭怙厘大寺」とも言うように、
仏教複合施設の遺跡である。
スバシとはウイグル語で水源を意味するが(「ス」水+「バシ」頭)、
雀爾塔格(チョルタク)山麓のクチャ川水源に近いことを指している。

このスバシ仏寺は、クチャ川を挟んで東寺と西寺に分かれて残る。
創建は3世紀に遡り、鳩摩羅什や玄奘などにも縁の深い地である。
唐が亀茲国征服後、安西都護府を旧・亀茲(現・クチャ)へ移すと、
スバシには高僧が集まり最盛期を向かえ、僧侶数は1万を数えたという。
玄奘がインドへ行く途中に寄り、数ヶ月滞在したのもこの頃。
その後、9世紀に戦火を被り、
14世紀にタリム盆地がイスラーム化されると、遺棄された。
 
スバシは現今まで新疆地区で発見された仏教遺跡としては最大である。
東寺は、仏殿、仏塔、仏像などがあるが、
西寺の仏殿は大きく、方形の土塔は保存状態が良い。
北部には17個の禅窟があり、内部には亀茲文字で壁画や刻印が見られる。
ここで、唐の貨幣。ペルシア銀貨などの珍奇なものも発見されている。

なお、ふつう見学できるのは西寺のみ。
東寺へは大回りして歩いていくしかない。

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