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ソ連の残り香 [オシュ/キルギズスタン]

2010.12.11 ▲キルギス
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早朝、オシュに到着。
腹が減ったので、明るくなってから、食堂に入ってみた。
ガランとした店内は、ここが本当に食堂かと疑うほど寂しいが、
奥で調理をする気配がかろうじて食堂らしさを保っている。
おばちゃんが出てきた。
何が食えるのかまるで分からないので、
指で空気に四角を描きながら、「メニュー?」と聞いてみた。
通じたようで、メニューが出てきた。

メニューを見ると、全部キリル文字だ。分かるはずが無い。
(寒いから温かいスープでも飲みたいのだけど。)
仕方が無いので、碗を両手で持ち上げて飲むジェスチャーをしながら、
「スープ?」と聞いてみた。
「アハん」と、店員はあっさりと合点して厨房に注文を伝えに行った。
(本当に伝わったのかな。)
妙に広々として、寒々しい店内を見渡すと、不安はいっそう募った。
数分後、ちゃんと温かいスープが出てきた。
おいしかった。

後で知ったことだけど、
「メニュー」も「スープ」も多少発音の違いはあれど、
ロシア語の中にもあったのだ。
それに、ガランドウな造りは、
この店に特有のものではないことも、後々知った。
社会主義時代の名残か?
効率化を重視しないから、
無駄とも思えるほどに広々としたスペースが残るものなのだろう。


とにかくカシュガルから
イルケシュタム峠の国境を越え、キルギスに入った。
ほんの一晩の移動で南部の中心都市オシュへ。
直通の国際バスは、カシュガルに買出しに来ていた
キルギス人やウズベク人達でいっぱいだった。

カシュガルからの移動中、バスの車窓から見る景色は、
それはそれは面白いものだった。
寝台バスの2段ベッドの上段では寝そべっているしかないが、
ずっと飽きずに風景を見ていた。
トルファンの火焔山のような山、くっきり見える断層が垂直になった岩山、
ラマユルのような月面風景など。
でも、それ以上に、乗車客の言葉や行いが、
また遠くに来たもんだ、と感じさせた。

世界には、ここを越えると大きく文化が変わる、という境がある。
以前、チベットからヒマラヤを越え、ネパールに行った時がそうだった。
カシュガルからオシュへの越境も同じくらい大きな変化を感じた。
キルギスは、初めて訪れる旧ソ連圏だった。



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キルギスに着いて最初に食べたスープ。非常に美味かった。
当初、中華圏から離れて、メシの質が落ちること心配していたが、
このスープでそんな不安は吹き飛んだ。













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