スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

798芸術区

2009.01.14 ▲中国
798
798芸術区。すでに行った同宿の2人の感想は真逆だった。
「アートのまねごと、高校生レベルだ」という人、
「面白くて2回も行ったよ。今の東京には現代アートが無いね」という人。
これは自分で行って確かめなければ。

798芸術区は、もともと軍の工場だった建物に、
若い芸術家たちが拠り集り、アトリエを無数に開いた場所。
今では、アトリエというよりもギャラリーが大半だが。

中国的感性に感じたことは2点。




[その1 おおげさな感じが好き]

798
コーラを持った福呼び童子の人形を見た。
まるで伝統的な姿かたちの童子が、コカコーラの缶を持っている。

その時思ったのが、
中国人は、極端でストレートなコントラストが好きなのでは無いか?
極端な2つのものを並べて、
比較したり、大小、濃淡を表わすのが好きなのではないか?
漢詩の「白髪三千丈」ではないが。

こんなのもあった。
昔の写真を青い色で出し、現代の写真を赤い色でパッチワークし、
上下に並べた作品。
これも極端な対比だ。





[その2 失っていく感じ]

一番面白かったのが、音や映像をとり交ぜた展示。
暗い室内。
ヒュルヒュルヒュル、ゴオーゴオーという低い音が鳴り響いている。
天井から狼がぶら下がっている。
裸の男の周りを5tトラックが数台走っている。
その男はひたすら鞭を振るっている。
そんな映像。

ソファやビリヤード台がスパンと切り取られ、断面が見える。
カーテンをめくると別室がある。
タバコの空袋の上を歩いていくと、ビニールの包みが音を立てる。
コンビニ店内を放水器で水浸しにしている映像。
静かに狂気を表わした感じ。

798

798



それから、
ウサギや子供の可愛いキャラクターが多かった。
北京では、キャラクターを傷つけたい人が多い模様。

ウサギの目が充血しているもの。
目隠しのうえ縛られたウサギが、ビンを踏み体中血まみれになっているもの。
ウサギの耳がトンボに食いちぎられ、血を滲みだしているもの。

不快な感じ。



とある作品の表題を借りれば、今の中国は「大建築時代」。
建築・開発を風刺、批判する作品も多かった。
が、アンチテーゼを提示するには至っていない。
開発の波が速過ぎて、追い付いていないのか?
いや、国の監視の強い国だけに、あれがギリギリなのだ。

798
[中国的自由"断舌"とある。言論の自由がないという事実は公言しても良いらしい]


何らかの喪失感、断絶感があるのか?
未知の方向へ、とてつもなく速いスピードで進む中国。
なじみのある風景、暮らし、どんどん壊され、変わっていく。
そこに暴力的なものや、得体の知れない何かに侵されているような感覚があるのか?




何はともあれ、
あれだけ大規模な現代アートの巣窟は、楽しい。
たしかに、東京でのアートの舞台は、
ショーケースの中の真空パックを鑑賞するような、
権威化された美術館があるだけで、他は散発的に行われている。
街なかの一般人のアートというものは、音楽くらいか?



798

798

798



▼うーん。 困ったら、、、
にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://tabinomanimani.blog24.fc2.com/tb.php/30-252e62b3 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。