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マオ、イエイエ!

2009.01.17 ▲中国
IMGP1913

北京で撮った写真を見せていると、
毛沢東の写真を見つけた宿の女子(18歳)は、
「あ!マオイエイエ~だ」と嬉しそうに叫んだ。

マオイエイエ=毛爺爺=毛おじいちゃん。である。

どうやら、最近の若い子には、毛沢東主席はマスコット的存在らしい。
こんなに愛されているおじいちゃん。日本にいただろうか?と考えてみる。

髭の殿下は地味だし…

ケンタッキー爺さん?それとも、城南電気の故・宮路社長か?
いや、金さん銀さんが近いのかな?性別は違うけど。

話はそれたが、
毛沢東は、いまや愛着あるマスコット的存在のようだ。

かつて中国の人民元紙幣には、各民族の労働者諸君の絵が描かれていた。
それが、90年代以降は、どのお札も毛沢東の肖像画だけに統一された。

良いこともしたが、悪いことも沢山した毛主席。
彼の行った具体的な事実を云々し、その功罪を論じている限り、
それは全て中国共産党自身に降りかかってしまう。
共産党にとっては都合が悪いことこの上ない。

日本の天皇は、歴史上長いこと権力を持たないシンボル的存在だった。
そして、その下で様々な勢力が権力を奪い合った。
上に一つシンボル的存在があると、
下の各派は喧嘩したり議論したりするものの、大勢としては安定する。
中国共産党もそんな意図で、毛主席の象徴化を図ったのだろう。

そういえば、中国共産党が、一党独裁体制の成功例として、
戦後日本の自民党を取り上げ、「派閥」の研究を進めていたという話があった。
「自民党」という看板は同じくすれども、下には様々な勢力がひしめいている図式。
いずれも共産党延命策の一環なのだろう。

しかし、生身の毛沢東はまだまだ生きている。
書店に行けば、毛沢東理論、毛沢東語録など、彼の思想を記したものがまず並んでいる。
「神」の毛主席と「紙」の毛主席。
矛盾した二人のマオイエイエ。どちらが勝つか?!



※生身の毛沢東を知るには「中国の赤い星」がおすすめ。
 1930年代、日本軍が攻めて来ているのに、共産党つぶしにかかった蒋介石の国民党。
 その手を逃れ、長征の末、北の果て延安に拠点を移した共産党。
 毛沢東は、水滸伝などの小説を愛読し、実際の戦略にも応用したというが、
 実写版「水滸伝」さながらの世界が、当時の延安にあったことが分かる。
 かっこいい男達の肖像がそこにある。

 「アリランの歌」。
 「中国の赤い星」の作者の妻が記している。
 朝鮮人のコミュニストに焦点を当てたもの。
 日本統治下時代、朝鮮人がいかに祖国奪還のために備えたか?
 当然、統治下の半島では活動は出来ないため、中国大陸での活動が多くなる。
 中国共産党とも近しい関係になる。その交流を描く。
 また、現代中国になぜ朝鮮族が多いか?という疑問にも答えている。 
 韓国で学生運動をやっていた友人に、是非にと薦められて読んだが、
 一読二読、損は無い。





IMGP3388
[さあ、どっち?!]




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