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Free Tibet VS 西蔵解放  (チベットメモ5)

2009.02.14 ▲チベット
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なぜFree Tibetばかりが盛んに言われるのか?
地球上の民族問題はそれだけでは無いはずなのに、と思っていた。


クルド人は、1500万人
ウイグル人は、1500万人
チベット人は、620万人である。
(いずれも国をまたいだ人口数)


人口規模だけでみれば、
飛びぬけて問題視される理由にはならない。

なぜチベットか?考えてみたが、
唱えているのが、アメリカ中心とした欧米勢力であることに注目すると、筋が通る。
古くは反共、最近では新大国としての中国を牽制する手段として、チベット擁護がある。
また、欧米社会は、イスラム擁護はしない。

天安門事件が1989年、
ダライラマ14世がノーベル賞を取ったのもその直後。
事件後、アメリカはじめ西側諸国は経済制裁を行ったが、
ダライラマのノーベル賞授与も、そうした非難行動の一環だという。

その後からか? ハリウッド映画でチベットが取り上げられたり、
チベット仏教に入信するハリウッド俳優が現れたりという現象が起こるのは。
その過程で、一般人レベルまでチベットに対する良いイメージは浸透した。

アメリカのお家芸「人権外交」。
国内の世論もそれを善として向かい、社会現象にまでなる。
そういった大きな流れの中に、「FreeTibet」はあるのではないだろうか?

しかし、「人権外交」の目的が、民主化、市場開放等であっても、
結局のところ、アメリカという国家の外交カードの一つである。
アメリカの都合が最優先される結果、当のチベット人は時として翻弄されてしまう。



「Free Tibet」と「西蔵解放」、
いずれも日本語訳すると、「チベット自由化」となる。
西蔵解放を唱えた毛沢東とFreeTibetを唱えるアメリカ政府、
どちらも身内に利益があるから唱えているだけ、になりかねない。
チベタン自身の利益を考える以上に、だ。

中国が経済大国化すればするほど、
共産党政府の動向が、欧米資本の利害を左右するようになる。
そうなった場合、チベット擁護という外圧はますます掛けにくくなることが心配だ。
本当に人権主義を国是とするならば、アメリカには徹底的に貫いて欲しいと思うが。




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