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途上国の英語少年 (ネパール)

2009.03.15 ▲ネパール
IMGP5949

5年前、カンボジアのアンコールワットを巡っていた時のこと。
自転車をてくてく走らせて、とあるストゥーパまでたどり着き、
てっぺん辺りまで登り、ぼーっと風景を眺めていた。
気付いたら隣に座っていた10歳くらいの少年が、
そのうちに流暢な英語で、アンコールワットについて色々と解説を始めてくれた。

ひと通り説明し終わったかと思うと、彼は身の上話を始めた。
彼の語るところによると、
“将来は立派なガイドになりたいのだ。だから英語の勉強をしながら、
 こうやって観光客にちょっとしたガイドをしている。
 しかし、残念ながら自分は貧しくて、英語学校に払う学費を持ち合わせていない。
 だから、少しで良いから、今自分がした解説に対して対価を払ってはくれないか。”
ということだった。

当時の自分は、ほんとに本当に貧乏な旅行をしていて、
日本円にして2銭程度のレベルでも本気で値切り、時には大声で喧嘩をしていた。
当然、物乞いはもちろんのこと、この手のお金に関わる話は一切断っていた。

でも不思議と、このアンコールワットで会った少年には、
頑ん張れよ、と応援したくなり、1ドルの「ガイド料」を払ったのだ。
当時の計8ヶ月の旅行の中で、たった一度だけのことなので、よく覚えている。
なぜって、本当に英語が上手だったからだ。
これは本気で勉強しているに違いないと思ったのだ。

ここカトマンズでも時たま、物すごく英語が達者な子供に出会う。
スワンナブナート、別称モンキーテンプルに近くの市場で出会った少年もそうだ。
青空市場で、スパイスを売っている少年。
フラフラと色んな物売りを冷やかしている時、少年は、「どこから来たの?」と声を掛けてきた。
「日本だよ」と答えると、「日本の首都は東京でしょ?」と言う。
そして、「僕はいろんな国の首都名を知っているから、国名を言ってみてよ」と言う。
OK。
「中国は?」「ぺいちん。そんなの簡単だよ」
「じゃベルギーは?」「ブリュッセル!」
「南アフリカは?」「プレトリア」
「すごいな、なかなかやるな。じゃあエクアドルは?」「う~ん、知らない」
今度は、こっちの答える番だった。
が、少年は自信満々で、とびきりの難問を繰り出してきた。
「ブルキナファソの首都は?」「…ちょっと待てよ…」
ちょっと待ってもクソも無い。
待ったって考えたって、そもそも知らないのだから、
脳みそ引っくり返したって出て来やしない。
彼は、勝ち誇ったように正解を言った。
満面の笑みで。















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