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禁じ手ウール

2009.05.28 ▲ネパール
IMGP7187

ここ数年のカシミアブーム、火付け役はユニクロだという。
ユニクロさんのお陰で、こんな僕でもカシミアは知っていたが、
カトマンズで初めてパシュミナ(Pashmina)の文字を目にした時は、
これは一体何のバッタモンだ?と思った。

カトマンズでは、カシミアと並んでパシュミナという素材を多く目にする。

仲良くなったウール屋の店主に詳しく話を聞いてみると、
パシュミナというのは、標高4000m以上の高地に住むヤギの毛を用いるものを言うらしい。
寒冷地に住むヤギの毛ゆえに非常に暖かく、
あごやワキの柔らかい毛のみを用いるため、この上なく柔らかい。
3頭分の毛を使ってはじめて、中型のショール1枚が出来るという。
その希少価値ゆえ、非常に高価なのだ。

店の品をいろいろと触らせてもらったが、
確かに、最高級のパシュミナは、ほわほわしているだけじゃなく、
毛がキメ細かいので、まったく抵抗感が無く、さらりとした手触り。
お値段は、標準カシミアの10倍ほど。こちらでもウン万円で売れる。

さて、さらに店主いわく、
パシュミナ以上に高価な素材があるという。その名もシャトゥーシャ。
持っているのが発覚すると捕まるのだと言う。

シャトゥーシャは、4000m以上の高地に住む動物・チルーから作る。
最高の手触り、軽さ、暖かさゆえ、世界のセレブから愛されたという。
お値段は一枚のショールで数十万円。時には100万円以上にもなるという(!)

なぜそんなに高価か?というと、その毛は殺さないと取れないからだ。
そのため乱獲を招き、20世紀初頭に100万頭いたものが、
1998年に7.5万頭まで減り、2006年には15万頭まで増えたものの、
今でもワシントン条約で捕獲・売買が禁じられている。

チルー一頭の毛皮は、125ドルで売れるという。
そのため、未だに密猟が絶えない。

しかし、4000m級の高地に住む人間にどれだけの産業があるというのか?
彼らとて必死なはずだ。

チルーの命も、チルーを猟する人の命も、
どっかの国のお金持ちのサジ加減一つ。とは情けない。
世界はお金持ちの見世物小屋なのか?せつない。

ユニクロの安いカシミヤで十分ですね。













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